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民法改正情報2回(民法総則改正案)=まだ、改正は成立していませんので注意!

※ 今後大幅に修正される可能性があります。以下のように確定したわけではありません。あくまで、参考のためです。
?条
1項 公序又は良俗に反する法律行為は、無効とする。
2項 当事者の困窮、従属若しくは抑圧状態、又は、思慮、経験若しくは知識の不足等を利用して、その者の権利を害し、又は不当な利益を取得することを目的としてなされた法律行為は、無効とする。


コメント
上記に該当する現在の条文は、
第九十条「公の秩序又は善良の風俗に反する事項を目的とする法律行為は、無効とする。」

① 現在の民法90 条「公の秩序又は善良の風俗」という文言を「公序又は良俗」に改めるのは、「公の秩序又は善良の風俗」という文言は、古めかしい表現であり、一般人にとってピィーンとこないけれども、「公序善良に反する」という言葉は一般的に通用しているからです。

② ?条2項は、1項の原則を具体化した規定であり、公序良俗違反の暴利行為の判断の仕方を具体化したものです。2項は例示ですから、2項に当たらない場合でも、1項で公序良俗違反として無効となります。

③ ?条2項は、近年、消費者取引や投資取引に関する紛争が多発しているため、特に、この暴利行為の判断の仕方を定めたものといえます。?条2項は、公序良俗違反の暴利行為に該当するか否かの判断は、「当事者の困窮、従属若しくは抑圧状態、又は、思慮、経験若しくは知識の不足等を利用して」という「主観的要素」と、「その者の権利を害し、又は不当な利益を取得することを目的」とするという「客観的要素」相関的に判断して行うことを示しています。

④ 客観的要素のうちの「その者の権利を害し」という部分は、必ずしも公序良俗を仕掛けてきた相手方が「不当な利益」を取得するほどではないが、それでも、被害者の「権利を害」する場合には、被害者を救済する必要があるという趣旨です。
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氷見敏明

Author:氷見敏明
FC2ブログへようこそ! こんにちは、氷見(ひみ)です。私は、宅建指導歴20年、不動産会社、金融機関、専門学校、大学、財団法人、社団法人、クレアールアカデミー、住宅新報社等で老若男女を問わず、延べ1万人以上指導してまいりました。また、他の国家試験の民法の論文指導・解説等をおこない、その過程で多くの方々から質問を受け、受験生の疑問はどこかを熟知し、分かりやすい解説とは何かを追及しております。

主な著作物・『楽学宅建 基本書 』『楽学宅建 一問一答 ○×問題』『楽学マンション管理士(共著)』『マンガはじめてマンション管理士・管理業務主任者(共著)』『まんが はじめて行政書士会社法』『まんが はじめて行政書士記述対策(共著)』『ユーキャンのマンション管理士これだけ一問一答集(共著)』『ユーキャンの管理業務主任者これだけ一問一答集(共著)』『マンション管理士再現問題集(共著)』『管理業務主任者再現問題集(共著)』その他雑誌等に記載多数。

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