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平成26年マンション管理士試験 解答速報  解説

平成26年度マンション管理士試験の解答は、以下のとおりです。
問1-2、問2-3、問3-1、問4-4、問5-1、
問6-2、問7-1、問8-3、問9-4、問10-3、
問11-4、問12-4、問13-2、問14-3、問15-1、
問16-3、問17-2、問18-4、問19-3、問20-2、
問21-4、問22-1、問23-2、問24-3、問25-1、
問26-3、問27-4、問28-1、問29-4、問30-1、
問31-2、問32-2、問33-3、問34-3、問35-4、
問36-4、問37-2、問38-4、問39-3、問40-3、
問41-1、問42-1、問43-2、問44-4、問45-2、
問46-4、問47-2、問48-1、問49-1、問50-3


【コメント】
答えの根拠を知りたい問22、39、40、41、42、43、45についてコメントします。

【問22】貯水槽水道に関する次の記述のうち、水道法の規定によれば、誤っているものはどれか。
1 簡易専用水道の設置者は、給水栓における水質の検査として、給水栓における臭気、味、色、濁りに関する検査及び大腸菌に関する検査を受けなければならない。


問22の答は1です
問22の肢1は誤りです。専用水道の設置者は、定期に、地方公共団体の機関又は厚生労働大臣の登録を受けた者の検査を受けなければなりません。そして、厚生労働省告示262号によれば、この検査では、①臭気、味、色及び濁りに関する検査と②残留塩素に関する検査を行わなければならないとしています。大腸菌に関する検査は行う必要ありません


【問39】「マンションの修繕積立金ガイドライン(平成23年4月 国土交通省発表。以下「ガイドライン」という。)に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 一般的に建物の規模が大きくまとまった工事量になるほど、施工性が向上し、修繕工事の単価が安くなる傾向にあり、また建物形状等による影響もあるが、専有面積当たりの修繕積立金の額の平均値は、20階以上のマンションが、15階未満で建築延床面積5,000㎡未満のマンションより低額となっている。
2 略
3 修繕積立金の積立方法のうち段階増額積立方式は、将来的な負担増にも臨機応変に対応することができるので、安定的な修繕積立金の積立てを確保する観点から望ましい方式といえる。
4 略


問39の答は3です
問39の肢1は適切な記述です。「ガイドライン」によれば、20階以上のマンションの修繕積立金の平均値は206円/㎡・月で、15階未満で建築延床面積が5000㎡未満の平均値は218円/㎡・月です。したがって、20階以上のマンションの方が低額です。
問39の肢3は不適切な記述です。「ガイドライン」4(1)によれば、将来の負担増を前提とする段階増額積立方式は、増額しようとする際に区分所有者間の合意形成ができず修繕積立金が不足する事例も生じていることに留意が必要であると記述されています。そして、将来にわたって安定的な修繕積立金の積立てを確保する観点からは、均等積立方式が望ましい方式と記述されています。

【問40】 鉄筋コンクリート造マンションの構造に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さは、建築基準法施行令によって定められており、直接土に接しない耐力壁、柱、梁は3cm以上である。
2 略
3 昭和56年5月以前の耐震基準(旧耐震基準)に基づいて建てられた中層の壁式構造の建物は、一般に耐震性は低く、過去の大地震で大きな被害を受けたものが多い。
4 略


問40の答は3です。
問40の肢1は正しい記述です。
建築基準法施行令79条1項によれば、鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さは、①直接土に接しない耐力壁、柱又ははりにあっては3cm以上
②直接土に接する壁、柱、床若しくははり又は布基礎の立上り部分にあっては4cm以上、
③基礎(布基礎の立上り部分を除く。)にあっては捨コンクリートの部分を除いて6cm以上としなければなりません。
問40の肢3は不適切な記述です。旧耐震基準に基づいて建てられた壁式構造のマンションは、阪神淡路大震災のときも、ほとんど被害はありませんでした。壁式構造よりも、ラーメン構造の方が被害が甚大でした。


【問41】 マンションの外壁の断熱性能等に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 外壁の室内側に生じる表面結露は、防湿層を設けることにより防ぐことができる

2 略
3 外壁に使用する断熱材の厚さと熱伝導率が同じであれば、外断熱か内断熱かにかかわらず、外壁の熱貫流率は等しくなる。


問41の答は1です
問41の肢1は不適切な記述です。外壁の防湿層は、内部結露防止対策であって、表面結露防止対策ではありません

問41の肢3は適切な記述です。熱貫流率は壁の熱の伝わりやすさを表し、熱貫流率の大きい壁は熱を通しやすく、それが小さい壁は断熱性能に優れています。
 熱貫流率は、壁等の断熱性能を表し、その室内外の温度差を1℃とした場合、1平方メートルの広さについて1時間にどれだけの熱が伝わるかを示した値でU値とも(昔はK値)呼ばれます。
熱貫流率
 外壁に使用する断熱材の厚さと熱伝導率が同じであれば、外断熱か内断熱かにかかわらず、外壁の熱貫流率は同じです。
 難しい計算式を用いるまでもなく、下図のように断熱材が左にあるか右にあるかだけの違いで、熱貫流率は同じということはイメージできると思います。

熱貫流率と外断熱・内断熱

【問42】 「建築物の耐震改修の促進に関する法律」に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
1 要安全確認計画記載建築物及び特定既存耐震不適格建築物以外の既存耐震不適格建築物であるすべての所有者は、当該既存耐震不適格建築物について耐震診断を行い、必要に応じ、当該既存耐震不適格建築物について耐震改修を行うよう努めなければならない。


問42の答は1です。
問42の肢1は正しいです。ほぼ、条文どおりです。すなわち耐震改修促進法16条1項によれば「要安全確認計画記載建築物及び特定既存耐震不適格建築物以外の既存耐震不適格建築物の所有者は、当該既存耐震不適格建築物について耐震診断を行い、必要に応じ、当該既存耐震不適格建築物について耐震改修を行うよう努めなければならない。 」と定めています。

【問43】 マンションの給水設備に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
1 略
2 20階以上の超高層マンションでは、一般的に住戸内の給水管の給水圧力の上限値を300~400kPaの範囲になるように、減圧弁を設置したり、一定階数ごとに区分するゾーニングを行い、給水圧力を調整する。
3 略
4 ポンプ直送方式に用いる受水槽の底部に設置する水抜き管とその排水を受ける排水管との間の排水口空間は、垂直距離で最小100mmを確保する。

問43の答は2です
問43の肢2は適切であり、正解です。記述のとおり。そのまま覚えてください。
問43の肢4不適切です。排水口空間は、垂直距離で最小150mmを確保すべきである。


【問45】 マンションの設備計画に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
2 延床面積が500㎡以上の屋内駐車場を建物 の1階に設ける場合には、泡消火設備を設置しなければならない。

問45の答は2です。
問45の肢2は適切です。共同住宅の1階で500 ㎡以上の屋内駐車場においては、水噴霧消火設備泡消火設備不活性ガス消火設備、ハロゲン化物消火設備又は粉末消火設備のうちいずれかの消火設備を設置することが消防法施行令に規定されている。







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プロフィール

氷見敏明

Author:氷見敏明
FC2ブログへようこそ! こんにちは、氷見(ひみ)です。私は、宅建指導歴20年、不動産会社、金融機関、専門学校、大学、財団法人、社団法人、クレアールアカデミー、住宅新報社等で老若男女を問わず、延べ1万人以上指導してまいりました。また、他の国家試験の民法の論文指導・解説等をおこない、その過程で多くの方々から質問を受け、受験生の疑問はどこかを熟知し、分かりやすい解説とは何かを追及しております。

主な著作物・『楽学宅建 基本書 』『楽学宅建 一問一答 ○×問題』『楽学マンション管理士(共著)』『マンガはじめてマンション管理士・管理業務主任者(共著)』『まんが はじめて行政書士会社法』『まんが はじめて行政書士記述対策(共著)』『ユーキャンのマンション管理士これだけ一問一答集(共著)』『ユーキャンの管理業務主任者これだけ一問一答集(共著)』『マンション管理士再現問題集(共著)』『管理業務主任者再現問題集(共著)』その他雑誌等に記載多数。

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